町内会防災対策20~聞く耳と変える勇気を持ちたい~

町内会の防災対策は諦めないことから

 町内会防災対策として20回目を迎えましたが、そろそろ次に移りたいのですがこの20回で完全に気持ちをお伝えできていないことは確実。悩んでいます。

 ただ、基本は前例に倣って基本プランはしっかり確定しておきたいと思います。そのうえで、地域や避難者に合わせたアレンジをしていかなければなりません。

 災害は時間や時期を選びません。一度決めたことが風化したころにも起こります。逆にずっと災害がない状態が続いていることの方が多いのかもしれません。それはとってもありがたいことです。

 だから取り組まなくてよいのではなく、いつでも少しでも取り組んでおくことで安心を提供していきましょう。

決まっていることとアレンジできること

 先ほど書きましたが、行政から出ている基本計画に沿って防災計画・避難所運営を進めなければなりません。突然の集団生活が始まるわけですから、基本のルールは絶対に必要です。

 そのルールの中で、全体に大きな影響を与えないものを住民の皆さんの声を基にアレンジすることはとても大切です。つらい避難生活で、自分たちの要望が一つ通してもらえるだけで希望につながるといわれています。

 運営に当たる立場の方は、基本の計画に当てはめて動いた方が動きやすいです。また、個々の要望に対応していると限度なく要望は出てくる事例が多くあります。

 その中に。少しでも変えられるものがあるのであれば、避難所の生活に潤いが出るのではと考えています。慎重に取り組む必要がありますが、面倒くさいことかもしれませんが、雰囲気を変えることも必要です。

ペットの散歩時間を設定した避難所がありました

 ある災害現場では、ペットの散歩時間を設定した避難所がありました。通常はペットと一緒の避難は規制が厳しく衛生管理が難しいのでなかなか触れ合うことができなかったり、同行避難が難しいこともあります。

 同じ避難所にいながら別の場所で過ごす時間を、散歩の時間で触れ合う時間を設定しました。喜んだのは飼い主さんだけではなかったそうです。避難者の方々が、ペットのかわいらしさに救われたと話されています。

 条件の緩和だけで、避難所の生活が少しでも過ごしやすくすることも、運営者の権限でアレンジできる内容なのです。

 その時に必要なのは、避難所の皆さんの理解と支援です。避難所はみんなで作り上げるコミュニティなのです。

避難所はみんなで作り上げるコミュニティ

 避難所生活があ始まると、一番声を出さなくなるのは高齢の女性の方だそうです。
「みんな困っているから」
「私は我慢できるから」
「もう年だから、いいんだ」
こんな思いがあるのでしょうか?

 この高齢女性の変化に気づいて教えてくれるのは、小さなお子さんだそうです。
「おばあちゃん大丈夫?」
「お母さん、おばあちゃん元気ないね」
「おじさんん、このご飯おばあちゃんにあげてもいい?」

 こんな一言が、避難所の動きを変えてくれます。どんなことでもいいから、この一言を聞き逃さずに、常に変化に対応してより良い状況っを作り出していくていくことが求められます。

  神戸の震災・東北の震災では、子どもたちの自主活動であった避難所新聞がこの役割を果たしてくれました。

 避難所は家族の集まりです。小さなコミュニティです。助け合うことが当たり前の新しい集団の特性を生かして取り組みましょう。

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