「日本教育」4・5月号

 月間「日本教育」を読み続けて25年ほどになる。そろそろ卒業かなと思っていたが・・・。 昔お世話になった文科省のM氏が執筆者に加わるとの情報で、4・5月号をじっくり読むことにした。というのは、3月号までは、内容的にしっくりこなかったからである。「良い」「悪い」ではなく、「しっくりこない」のである。
 各執筆者の問題ではなく、自身の課題意識の低さがそうさせるのだろう。 読み終わって、「で?」と思ってしまう。もちろん記事内容のご提言から自分ならどうするかを考えるのがこのような機関誌の読書スタイルなのだから私が間違っているのは重々承知の上で。

 さて本題。4月号の特集記事の3本目を読んで、実に腑に落ちるのである。実際、機関誌の編集担当者が変わったのかと思ったほどである。
 「持続可能な学校づくり」というテーマで、~学校立て直しに取り組んで2年間~とサブタイトルが続く。”うん?あの学校じゃん!!??”とびっくり。
 某有名な学校改革で評価の高い学校の立て直しというかなり踏み込んだ内容を執筆されている。しかも今まさに立て直し中!
 私の狭い経験の中でも、このような実態暴露(という言葉は不適当だと知っているが)はタブーとされていた。まして、本誌のような準公的な教育情報誌で取り扱うことはかなり勇気のいることと思う。
 この提言の中で、
・・中学校の名を関した書籍や報道を信じて導入した結果、学校があれたという校長先生や教育委員会関係者等のSOSに丁寧に応じてきました。・・・
 とある。SOSを発信してきた方は、なぜ取り組んだのか、どこがうまく機能しなかったのかを自分で解明しないでSOSを発信しているとしたら、お粗末極まりない。私の地元の言葉でいうと「はんかくさい!」である。

 この提言をぜひ読んでいただきたい。この元となった書籍に乗っかって学校改革に取り組んだ結果について、冷静に振り返ってみることが必要でしょう。

 当初一番読みたかったM氏の「霞が関だより」の最後の一行に次のような文があった。「単純コピーを推奨するものではありません。」
だよね。

 4・5月号の企画をされた編集のT氏のご努力に敬服する。
 今後も継続して読者として応援していきたくなった。
 

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