町内会防災対策11~公園にある防災備蓄庫って見たことあります?~

防災備蓄庫ってなに?

 防災備蓄庫は、国が各自治体に指示して用意された災害発生時に必要な物資を保管しておく倉庫のことです。町内会には、公園の片隅に物置のようなものが置かれていますが、その物置が防災備蓄庫です。

 災害時に1次避難を行う公園に、避難生活に必要な物資を保管することを目的に設置されています。この備蓄庫には、食料や水は保管されていません。おもに、毛布や衛生用品、救助用具などが収められています。

 この備蓄庫の管理は町内会にゆだねられていますから、定期的な点検や補充・交換などが必要です。必要な物品の補充・交換については自治体と相談します。

川崎市:都市公園内における防災用資器材保管庫の設置許可基準について

奈良市:公園への防災倉庫の設置

地元の公園の備蓄庫の中身を見てみました。

消火活動用
 組み立て式簡易水槽1 モンキーレンチ(消火栓開閉用)1
 消火用バケツ5

救助活動用
 のこぎり1 おの1 ハンマー1 かなてこ1 シャベル1 かませ木2
 ロープ1 ジャッキ1 四つ折り担架1

救助活動用 救急セット
 三角布10枚 包帯3巻 ガーゼ10枚 人工呼吸補助具3個 洗浄綿20枚
 手袋5双 副木2本 カット絆創膏1箱 ピンセット1個 はさみ1個
 毛抜き1個 紙テープ2本 収納ケース

その他
 取扱説明書用フォルダー ヘルメット 収納箱(カートなど)

 これらの機材は、消防署から配布されたものだったと思います。その後は配布されませんので、毎年点検と補充が必要です。

防災備蓄倉庫って、防災備蓄庫とどう違うの?

 防災倉庫とは、災害時に必要な資機材を格納している倉庫という点では防災備蓄庫と同じものです。大きな違いは、食料品等も備蓄されていることです。
 また、防災備蓄庫は町内会などの小規模を対象にしていますが、防災倉庫は、市町村の規模によって倉庫自体の規模や収納物資の量が大きく変わります。

 北海道札幌市では、第4次地震被害想定で予想される最大避難場所生活者約9万人を基準として、災害発生から48時間以内に緊急に必要となる物資の整備を進めています。

マンションでは防災備蓄はどうするの?

 マンションの防災備蓄については、今後施工業者による建築時点での設置義務と施工後の管理組合の取り組みが必要になります。

 最近では、マンションの各戸に防災備蓄倉庫を設置している場合も増えてきています。また、エレベーター内非常ボックスなど共有スペースに格納する管理組合もあります。

 誰でもが命を守る行動をとれるように、各自の備えと協力体制の確保が大切です。

災害時には誰が備蓄庫を開けてくれるの?

 開けるのは住民で組織した町内会・自治会の担当者になります。そのため、複数の方が備蓄庫の鍵を持っていることが重要です。また、災害物資についてもリーダーの指示で開けたり操作するようにしましょう。

 以前にもお知らせしましたが、この備蓄庫の物資だけでは安心できる量の物資はありません。特に、備蓄庫には水や食料品はありません。マンションの高層階の方は水や食料の備蓄が必要です。

 必要なものを事前に話し合い、自分の用意した防災用品を活用することを基本に取り組んでいきましょう。

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