町内会防災対策10~「共助」を作る働きかけは簡単にできる活動~

「共助」ですべてが解決するわけではない
災害時の防災計画や組織作りを進める中で一番難しいことは、災害時だけのための組織は作れないということです。
「共助」の基本は地域の住民同士が助け合うことです。ですから、日常のつながりをしっかりと作ることが求められます。
日常生活での助け合いが「共助」
日常生活での「共助」として次のようなことが考えられます。ご自分の町内会・自治会で可能性をしっかりと探っておきましょう。
1. 声かけ
➡町内会の役員や班長さんが、日常的に近所の人にあいさつすることでも大丈夫です。困っている方がなかなか相談できないことがあっても日常のお付き合いが距離を近づけてくれるでしょう。
2. 町内の清掃活動
➡地域清掃に集まる方同士のつながりも、大切です。ご自身だけでなく、子どもたちの遊ぶ公園の清掃は親子で参加することができるので顔を覚えることもできますね。
3. 町内会行事・イベントへの参加
➡地域のイベントに参加することで、住民同士の交流が始まります。そこから少しずつ関係を作っていくことになります。急に仲良くなるということはほとんどありません。
一つのイベント・一つの行事に参加することから始めましょう。町内会の人間関係は、必ず深まり、助け合いの意識が高まります。
4.見守り活動
➡高齢者のお宅のカーテンが締まりっぱなしだよという情報から、体調の変化に気づいたという事例がありました。子どもたちの遊びに入れない子がいたよという情報から、声をかけて遊びに引き入れたこともありました。
ちょっとした変化を見つけたときに、近所のだれかが声をかけることでつながりが生まれます。見守り活動は、一人一人を助けるとともに、地域全体の安全を作り上げる大切な活動です。
「共助」の働きかけは根気よく
町内で役員さんが見回りをしているときに、公園のゴミ拾いをしたり排水溝の清掃をされている方を見かけることがあります。そんな時には、「ありがとうございます。お手伝いします。」の一言からつながりが生まれます。
夏のラジオ体操に参加していると次第に親子の顔を覚えて、次の夏祭りの出店で「おじちゃんこんにちは!」と声をかけられることがあります。こんなつながりがとても大切です。
町内で他の方となじめない方も、長い期間、意図的に顔を合わせそうな時間に町内会散歩をして挨拶を繰り返したところ、町内の出来事など知らないお話を聞かせていただけるようになりました。
人とのつながりは、短期間でできるものではありません。つながりたい方と根気よく顔を合わせることで、きっかけをつかむ努力も必要です。そのつながりが他の方とのつながりを生んでくれると期待しましょう。
「共助」の取り組みや働きかけは簡単
「共助」は、簡単に作れません。しかし、「共助」を作るための取り組みや働きかけは簡単にできる活動です。
ちょっとした声掛けや活動での出会いを大切に、町内会が働きかけることでスタートします。ご高齢の方であればなおさらこちらから働きかけましょう。小さなお子さんは、そんな大人の動きを見ています。
大切なことは、「相手を思う気持ち」「やさしさ」なのです。一人一人が持つそんな気持ちをみんなに分けてあげたいですね。
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