「働き盛り世代(40~50代)参加の工夫」
町内会は大きな岐路に立っています。
その改善に向けていろいろな課題はありますが、具体的な方向性はあまり示されていないのが現状です。
そこで、いくつかの方向性を示しながら、実践につなげていきたいと考えました。
今回は、課題の中で難しいといわれている「働き盛り世代(40~50代)参加の工夫」について考えてみました。一緒に考えていきましょう。
実態調査から、「働き盛り世代(40~50代)」の町内会参加はあまり多くないという結果
仙台市が行った町内会の課題調査では、「働き盛り世代(40~50代)参加の工夫」と回答された方は全体の65%で一番の優先課題とされています。
この世代の皆さんの思いは、今後の細かな意識調査の結果を待つことになりますが、身近な自分の町内会ではどうでしょう?
同じような実態を感じていますか?
以前に、自身の町内会で参加に関する意識調査(年齢別ではありません)をしてみましたが、同じ傾向の反応がありました。
・参加するメリットは何ですか?
・参加しなければならない根拠が分からない
・参加できそうな活動があるのかもわからない
など、役員側の思いとは別の視点での反応があったことを思い出します。
主催者側と参加者側の思いはなぜ一致しないのか
主催者側は、どの世代にも参加することで交流の場としての機能を発揮できるようにと考えて企画しますが、参加される方からすると、参加して何をすればよいのかという不安や迷いがあるように感じました。
「働き盛り世代(40~50代)」として、多忙な中の休日に、目的が分からない行事に参加して不安な思いをするより、家族とまったり過ごすことを選ぶのは当然かもしれません。
イベントや行事に参加を呼び掛ける場合に、主催者側がテーマやねらいを明確に打ち出さずに、慣例や伝統の名のもとに開催していなかったかと反省しています。
それであれば
「働き盛り世代(40~50代)」が参加したくなる設定を工夫する
参加したくなる工夫と言っても、これが難しいのですよね。どうすれば参加したくなるかは、
・該当年齢の方に直接聞いてみる
町内会の主だった役員さんに近くのご家庭にヒアリングに行ってもらいます。どんな条件なら参加しやすいかを聞いて回ることで、町内会の役員が苦労してイベント・行事を企画していることを知ってもらうのです。
・家族アンケートで情報集めをする
参加・不参加は、家族の意見で大きく変わります。その家族に、参加したくなるイベントのあり方や景品の有無なども聞いてみます。景品目当てでお子さんの参加が増えれば、当然家族も参加せざるを得ません。そこでの満足感が次の行事への参加意欲につながります。
・企画段階から参加できる人を募る
イベント・行事は、企画段階が一番大切です。その場に参加している方は当然参加してほしいという気持ちが高まっていますので、集客に積極的になります。ですから、参加型のイベント・行事は盛り上がるのです。
・行事の中に役割を設定する
行事は参加するより実施する立場の方が効力感が高まります。ですから、役員でなくても、突然でよいので司会や景品発表、子どもや高齢者に景品を手渡す役割などをお願いすると、自分も関わったという気持ちが生まれますので次につながりきっかけになります。
イベントや行事は人を育て、組織を育てる
イベントや行事が終わった後に
反省会という形で、食事会や一杯飲む会も次につながる貴重な場面です。企画の内容を第三者に評価してもらう良い機会ですからぜひ終わった後を大事にしましょう。役員さんの慰労会は後でもできますが、参加者から声を聴く場面は直後しかないのです。
反省点は必ず公開して、改善
反省点は、お礼の言葉と友の回覧などで公表します。そして、できれば改善点も公表するとよいでしょう。先ほどの反省会に参加した方にとっては、町内会が身近になり次の参加意欲につながります。
のはいかがでしょうか?
・希望調査


